では、心の美しさというのは何でしょうか。
心の優しさ、思いやり、謙遜さ、人に尽くすことを喜ぶ心、などいろいろあると思います。
世に有名なフローレンス・ナイチンゲールやマザー・テレサが代表的な心の美人でしょう。日本では天平時代の光明皇后が有名です。
ある偉い先生が「愛は与えて、忘れなさい」の言葉に、という名言があります。
通常、貰った物はすぐに忘れ、誰かに与えた物はいつまでも覚えていてお返しをくれない相手を恨んだり、蔑んだり、陥れたりするのが凡人の常です。
無私の奉仕・無償の貢献を喜んで出来る心を常に備えていることが心の美人の条件ではないでしょうか。
そう言えば、山本周五郎の作品の中に「おかめ」という短編があります。
主人公は見目麗しい娘なのですが自分は醜女だと思って、恋い焦がれる若者に近づくことが出来ません。それでも、恋い焦がれるあまりこの男性の背丈にあった着物を縫い上げた壁に掛けて恋する男性を思っているというほのぼのとした物語です。
これなど罪のない心の美しさではないでしょうか。





















